読売テレビを退社する辛坊治郎キャスターを"悪名高めた"問題発言集!
先日、9月末をもって読売テレビを退社することが分かった、同局の報道局解説委員長・辛坊治郎。退社後は、調査機関(シンクタンク)研究員として活動することになっており、レギュラー出演中の『たかじんのそこまで言って委員会』『ウェークアップ!ぷらす』等は引き続き出演すると発表された。
かねてより噂されていた大阪府知事選への出馬はキッパリ否定したものの、「将来は白紙です」と意味深な発言も飛び出し、「大阪拠点で活動します。大阪にいたいんです」と述べたことから、早ければ2011年4月の統一地方選に出馬するのではないかと見られている。
読売テレビの顔から大阪府の顔になる可能性も浮上した辛坊治郎だが、一方で視聴者からは冷ややかな意見も多い。
その最もな原因となっているのが、辛坊治郎がこれまでに番組内で起こした数々の問題発言。
関西のローカル番組ということもあってか、全国ネットの番組よりも多少発言の規制が緩い部分はあるが、それを遙かに上回る失言の数々が、彼の信頼をガタ落ちさせているのだ。
特に、民主党を擁護するかのような発言は目に余るものがある。
ここでは、数々の辛坊治郎の問題発言から、特に反響が大きかったものを紹介する。
◆中川昭一に「自殺すればいい」
2009年10月3日に急死した故中川昭一元財務大臣に対しての発言。
中川昭一氏といえば、同年2月の"酩酊会見"が波紋を呼んだが、これは読売新聞の越前谷知子記者らが会見の1時間前まで酒を一緒に飲んでいたことに因ると報道されていた。
読売新聞と読売テレビは文字通り"同族"であるが、その読売テレビの番組で辛坊治郎は中川昭一氏が自殺した数日後、以下のような発言を述べていた。
「お父さんも自殺されたし、ああいうことを何回もTVで放送すると、本人は自殺の恐れがあるからもうこの辺でやめといたろうやないかいという話になるやないですか。とんでもない話だと思う。あんなものはねぇ、●●●●●●と思いますよ。あんだけ国際社会に恥じかいてね、おめおめねぇ、おめおめもう1ぺん出るなと、あんな、2度と再び多分出れないと思う。出てきたら必ずあのVTRは流されますからね。その意味ではね、世の中にはやっちゃいけないことがあるんだって。」
番組OAではピー音が被せられた●●の部分は、「自殺すればいい」と言っていたとされ、この映像は直ぐ様ネット上にアップされたが、読売テレビにより即刻削除。
事件を報じるはずのテレビ局がある種の事件を起こし、それを隠蔽しようとした行為に批判が集中した。
◆現役大臣の事務所費問題も「もういいかってことになる」!?
2010年6月、荒井聰国家戦略担当大臣の事務所費計上問題が報じられた時のこと。
辛坊治郎は、3年程前、故松岡利勝農水大臣が同様の問題で大バッシングを受けたことに触れ、1本5千円の還元水が問題になったことや、赤城徳彦元農水大臣が絆創膏を貼って記者会見に出席し非難を浴びたことに言及。
話の流れからすれば、荒井聰大臣にも厳しいコメントを述べるものかと思われたが、彼の口からは意外な言葉が。
「今回荒井さんに出てきた事務所費っていうのは当時だったら、こんな騒ぎでは済まないだろうなっていうぐらいの、かなりの大ネタなんだけれども、もうちょっと、たぶんね時代が違うから、私の感覚で言うと、本当はもっと騒がれてもいいぐらいの事務所費の問題なんだけれども、今のトレンドの、勢いの中だったら、もういいかっていうことになるんじゃないかな〜って」
辛坊治郎の中の"トレンド"では、費用計上問題はもうあまり騒がれる事件ではないといった内容の発言をし、他の出演者から、
「でも、時代でもそんなに経ってるわけじゃないでしょ」
と突っ込まれても、
「世の中そういうもんなんです!いい悪いは別ですよ?」
と強引に押し切ったのだ。
あまりの偏見発言に、視聴者からは失望の声が漏れた。
◆民主党批判は「クレームのメールが来るから」イヤ!?
2009年12月、当時の鳩山内閣の支持率について議論していた場面。
三宅久之が、
「鳩山さんの説明について納得いかないという人が世論調査では7割いるわけですよ。だけど、鳩山内閣の支持率は60%以上あるわけですよね。その、おかしいと思っている人もあらかたは鳩山さんを支持しているという構図が続く限り、検察はやりきりませんな。ガタッと支持率が落ちていってね、国民からも鳩山さんが見放されたんならやるかもしれない。しかし、鳩山さんを皆国民がヨイショしてるんならば何も検察はそれに逆らうことはないという・・・」
と鳩山政権の歪んだ現状について言及した際、辛坊治郎は、
「大きな声では言えませんがこの番組以外の、他の番組なんかみんなそういうスタンスですよ。『おかしいなー』『これ、なんとか還元水よりも悪質だろうなー』と思いながらも、『でも世論の支持が6割も7割もあるから、これは叩くと、こっちにクレームのメールの1つも着たらイヤだな』と思うから・・・」
と発言。
『たかじんのそこまで言って委員会』では、2009年に行われた衆議院議員選挙に際し民主党を持ち上げるような発言が目立っており、不信感を抱いていた視聴者も多かったようだ。
これら以外にも、2009年3月の同番組では、評論家・宮崎哲弥が政府紙幣の話に触れていた時、
「政府紙幣は、こないだアンポンタンの先生が出てきて、アンポンタンだと分かった」
と前月同番組に出演した丹羽春喜教授を痛烈に批判する発言をし、スタジオからは笑い声も聞こえていたものの大きな反感を買っていた。
辛坊治郎のレギュラー番組の中で日本テレビ系列で放送されているのは、毎週土曜朝の『ウェークアップ!ぷらす』のみ。よって『たかじんのそこまで言って委員会』等での発言は関東ではあまり話題になりにくい。
とはいえ、アナウンサーとして長年活躍し、報道局解説委員長という同局の看板を背負った者の発言とは到底思えない失言を連発しているのだ。
今後フリーとなり、その発言にも一層磨きがかかるのか、注目していきたいところである。
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