コロッケが顔真似芸を極めるべく欠かさない事&客をガッカリさせた事態とは!?

ものまねタレント活動歴30周年を迎えた"ものまね四天王"の一角･コロッケ｡
レパートリーは実に300種類とも言われ､今なお果敢に新ネタの開拓に励み､ブログに掲載したAKB48･大島優子のものまね"大島コロッケ優子"は似てる似てない別にして彼の飽くなき挑戦を象徴するネタとしてファン以外からも関心を集めた｡

コロッケの十八番といえば､森進一･五木ひろし･野口五郎･岩崎宏美･美川憲一･田原俊彦といった歌謡界の重鎮をモチーフにした芸が多い｡
歌声もさることながら､キーとなる部分は変幻自在の顔真似｡
大袈裟にデフォルメしながらピンポイントで本人の特徴を捉え､時に野口五郎や岩崎宏美の実妹･岩崎良美から叱責を受けることもあったが､現在はほぼ全ての芸能人が彼のものまねを認めている｡

同業者をも唸らすコロッケの芸は､まさしく"ものまねは一日にして成らず"｡
綿密に研究しつくされた顔真似を､コロッケは如何にして習得出来たのだろう｡

腹話術師の第一人者･いっこく堂と共に出演した6月19日放送の日本テレビ系『誰だって波瀾爆笑』にて彼は
｢朝顔をぬるま湯につけて､顔を色々と動かすというのを毎朝やっている｣とコメント｡
表情を柔らかくする訓練を怠らず行うことにより､瞬間的に様々なタレントの顔真似が可能になるというわけだ｡

究極の顔芸を身に付けた結果､SMAPの｢世界に一つだけの花｣のメロディに乗せて次々と表情を変える｢ものまね33面相｣､二人の芸能人を組み合わせた｢合体ものまね｣も十八番芸の一つに｡

非常に研究熱心で努力家のコロッケは彼を若手時代から知る御年配の方から若者まで色褪せない芸が高く評価されているが､彼が珍しくお客さんをガッカリさせてしまう事態が起きたそう｡

『メレンゲの気持ち』6月25日放送回で､東日本大震災で被災地を訪れた時の話で､ノブ&フッキー､トニー廣田と現地でものまねショーを開催した｡
多くの方が歓迎ムードの中､とある御老人に｢あんただったの｣と言われてしまったという｡

未だ物資が十分に行き渡らない状況下､｢"コロッケ"が来る｣と聞いたその方は､食べ物のコロッケが届けられると勘違い｡
資源が第一の被災者にとって､笑いで心を満たしてくれるコロッケよりも､単純に腹を満たすコロッケの方が需要が高かったようだ｡
ほんの少しだけアウェームードながら､往年のものまねでしっかり被災者に笑いとエールを贈った｡

7月1日に放送される日本テレビ系『ものまねグランプリ特別編コロッケVS青木隆治』では､"大島コロッケ優子"の他､GLAY･TERUのものまねも披露している｡
超正統派･青木隆治の登場により､対極の超異端児･コロッケの芸も再び脚光を浴びることになるだろう｡

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