東野幸治×宮迫博之×後藤輝基､｢行列｣新司会者3人の視聴率結果は!?

島田紳助が芸能界引退後､冠番組の一つで毎週高視聴率を記録する日本テレビ系『行列のできる法律相談所』は､三週に渡って準レギュラー枠から東野幸治･宮迫博之(雨上がり決死隊)･後藤輝基(フットボールアワー)を順に司会者に抜擢した｡

"新生･行列"初の放送となった9月4日分は､以前島田紳助が女性マネジャー暴行事件で謹慎処分を受けていた期間､司会代役を務めた東野幸治が担当｡
視聴者の間でも新司会者最有力候補と目されており､長年番組に出演してきただけあって安定感は抜群｡
｢ミョーに気になる人第19弾!｣と好評企画を実施して視聴者も19.4%(関西地区20.2%)と20%台の大台まであと一歩まで迫った｡

翌週11日は､"恐妻家タレント""浮気ブラザーズ"と『行列のできる法律相談所』の影響で数々の悪名が全国に浸透した芸人･宮迫博之を司会に抜擢｡
司会者という番組を進行する側になっても『FRIDAY』にスクープされた不倫騒動をイジられるなど､周りの扱いは相変わらず｡

市原隼人をメインゲストに迎えて新企画｢第1回最強の差し入れGP｣を行うと､放送終了後から番組で紹介された商品には問い合わせが殺到する反響ぶりを見せたが､視聴者は16.4%(関西地区18.9%)と数字を下げた｡

9月18日放送分では､東野幸治や宮迫博之､河本準一(次長課長)ら先輩芸人をひな壇に差し置いて､現在最も勢いがあるツッコミ芸人･後藤輝基が司会者として登場した｡
スタジオのセットに肘をついたり時計をチラチラ見るなど故意的に島田紳助の癖を真似する素振りも混ぜながら､"スマート"なツッコミを場を沸かせ､ゲストの稲森いずみも｢面白かった!｣と大絶賛｡

企画も｢本番中にも関わらずカメラの前で泣いちゃいましたSP｣とこれまた『行列-』らしい感動の要素を含んだもの｡
そして肝心の視聴率は､宮迫博之に僅かに及ばない16.1%(関西地区18.3%)と微減｡
三週終了時点で､島田紳助引退から日が浅かったという境遇もあるが､東野幸治が一応司会者候補で優位に立っている｡

ただし次回9月25日分｢セクハラSP｣には､再び宮迫博之が司会に抜擢されている｡
東野幸治はひな壇に座り､"チリチリドリル"を実行するため敢えてスタッフが司会起用を避けたのか｡

超人気番組の司会者の座となれば､どんなタレントでもその地位に就きたいもの｡
人気芸人三者の争いは､もうしばらく続きそうだ｡

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