おおたわ史絵は金子哲雄の病状を唯一知っていた! 辛いメールのやり取りを告白!

流通ジャーナリストの金子哲雄が10月2日未明に亡くなったことをうけ､同じ事務所に所属する内科医･おおたわ史絵が日本テレビ系『スッキリ!!』でインタビューに答えた｡

両者はフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で番組初期から共演｡また､おおたわ史絵は『スッキリ!!』木曜レギュラー､金子哲雄も同番組に過去60回にわたりゲスト出演｡親交が深い間柄だった｡
おおたわ史絵は､金子哲雄が肺カルチノイドを宣告された2011年6月､密かに相談を受けていた｡しかし､発見時すでに手術は難しい状況｡｢僕絶対病気治してみせます!｣と金子哲雄からメールが送られてきたが､その直後｢死ぬのが怖いんです｣と不安を見せていたという｡

およそ1年4ヶ月もの間､ごく一部の関係者以外に周囲に病状を打ち明けず､『ホンマでっか!?TV』に出演する他の評論家軍団も誰も把握していなかった｡肺カルチノイドを患っている事実を隠しながら仕事する金子哲雄を見て､おおたわ史絵も辛かったという｡
番組で共演した際には､｢新たな転移が見つかって落ち込んでいます｣と金子哲雄が話してきて､おおたわ史絵は｢頑張りましょう!｣と励ましたそうだ｡

闘病生活により会えない時もメールのやり取りを交わし連絡を取ってきた｡9月中旬､金子哲雄から送られてきた最後のメールは｢そろそろ人生のカウントダウンが近づいてきてるような気がします｡立派な千秋楽を迎えたいです｡｣という内容｡おおたわ史絵はこのメールにどう返信して良いか分からず､返信出来ず終いだったという｡
訃報は2日に聞き､その後彼女はブログにて｢もう一度､会って顔を見たかったな｡毎日毎日､メールを送ろうと思いながら遠慮してるうちに､今日を迎えてしまったよ｡ごめんね｡最後に声をかけてあげられなくて｡でもあなたはとても愛されていた人だから､きっと大丈夫｡｣と天国にいる金子哲雄へ向けてメッセージを綴った｡

『ホンマでっか!?TV』で共演する軍事評論家･テレンスリーはTwitter上で｢金子哲雄は素晴らしい友です｡これからもずっと友です｡一足先に逝っただけです｡私が着くころには宴会準備を調えていてくれるでしょう｡安く材料を仕入れてね(笑)｣とコメント｡
"尾木ママ"こと尾木直樹もブログで｢まさか金子さんとお別れしなきゃいけないとは残酷過ぎます･･･｣と心境を綴り､尾木直樹が多くのテレビ番組からオファーが来始めた頃､どうやってテレビ業界及び芸能界とお付き合いするべきなのか教えてくれた存在だと明かした｡

あまりに早過ぎる突然の死｡10月3日放送の『ホンマでっか!?TV』では過去の映像も流すため､金子哲雄の最後の勇姿を見ることが出来る｡彼の活躍を目に焼き付けておきたい｡

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