結婚しない第3話あらすじ完全版

結婚しない

[第3話]

10/25放送

春子（天海祐希）は、グランドヒルズ庭園の完成披露会場に飾る花を届けに行く。この庭園は春子が設計を手がけるはずだった。だから実際に見たかったのだ。

庭園を見た春子は、その完成度の高さに“自分は不用だ”と実感する。会場にいた元上司・樋口亨（石橋凌）は「必ず本社に戻れるようにする」と約束するが、春子はその言葉を信じていなかった。

春子は退職を決意する。

一方、千春（菅野美穂）は後輩・真里子（福田彩乃）に誘われて合コンに参加する。しかし参加メンバーは20歳代ばかりで一次会のみでさっさと一人で帰ってきてしまう。

帰りに立ち寄った店で、春子は元恋人の圭介（中村俊介）と偶然出会う。そこで圭介から衝撃の言葉が…。

「結婚ダメになった」彼女からの一方的な話しで、結婚が破談になったというのだ。

家に帰った千春は、春子に「圭介の力になりたい」と話をする。そんな千春に、春子は「気をつけなよ、寂しさって連鎖するから」
とアドバイスした。

春子は初めて作った大きな花束を祖母に贈るが、祖母は認知症で春子の事を分からなかった。祖母との関わりのなかで、春子は「私は誰かにとって必要な人になっているのかな？」と寂しい気持ちになる。

春子から瑞希（伊藤歩）の初個展のチケットをもらった千春は、ひとり画廊を訪れていた。そこには注文された花を届けにきた純平（玉木宏）の姿が…。

純平は画廊のオーナーから「スタッフにならないか」と声を掛けられていた。瑞希が純平のことをとても心配しているからだそうだ。

その後寂しそうに画廊を出て行く純平の姿を見た千春は、彼の後を追う。「もしかして、本当はまだ描きたいんじゃないですか」千春はそう言い、「絵を書いたらファン1号になる」と言葉を掛けた。しかし純平は「自分の身の丈を知っている」と言い去る。千春は純平を傷つけてしまったと後悔した。

その夜、千春はまた圭介に呼び出される。「一人でいるの、マジで辛いわ」という圭介と一緒に、千春はホテルにまでついて行ってしまう。しかし…そこで結婚相手の彼女から電話が。彼女はマリッジブルーだった。電話越しで話す2人を見て、千春は作り笑顔で圭介を送り出した。

春子は祖母から花束の注文以来を受ける。春子が花束を届けると、なんとその花束を春子にプレゼントしたのだ。認知症で“春子”を忘れてしまっていても、どこかで繋がっていると感じた春子はとても嬉しい気持ちになった。

ある夜、千春と純平は“いつもの公園”で再会する。2人は画廊での出来事を謝り合い、缶ビールで酒盛りが始まった。純平は公園の花壇でレンテンローズを発見する。レンテンローズの花言葉は「大切な人、固い友情」だった。

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