結婚しない第4話あらすじ完全版

結婚しない

[第4話]

11/01放送

春子（天海祐希）から鍵をもらった千春（菅野美穂）は大喜びだ。「これで居場所を見つけた」と、嬉しさを隠せない千春の様子からは“結婚しなくても生きていける！”と思っているようにもみえる気がする。

そのころ、純平（玉木宏）は、法事のため実家にいた。純平の兄はやり手の商社マン。奥さんは美人で可愛い子供にも恵まれていた。

法事に来ていた叔父は、未婚でバイトで生計を立てている純平を兄と比較して「ダメだ」と叱咤するが、そんな純平を兄は庇った。

実家の離れには純平が描いた油絵が置かれていた。「捨てられないままここまで来てしまった」という純平に、兄は「好きな事をすればいい」と言葉を掛けた。

一方、千春に母・紀子（市毛良枝）から電話が…。なんと妹の千夏（中村ゆり）が「結婚式をしない」と言い出したことに激怒しての電話だった。紀子は「世間体もあるから結婚式をしないなんて許さない」と言うが、千夏も一歩も引かない様子。

そんななか千夏が千春を訪ねてきて、春子の部屋に一泊する事になる。春子は「お母さんが娘の結婚を一緒に喜べないなんて、よくない」と言い、母親とちゃんと話をした方がいいとアドバイスする。

それから間もなくして、千夏が検診先の病院で倒れたと連絡が入る。

千夏が病院に向かった。検査の結果、千夏の妊娠がわかり、気分の悪さは“悪阻”だった。

千春は、同じく駆けつけていた父・卓（春海四方）から“紀子入院”を知らされるのだった。母親の胃に腫瘍があり、明後日入院するのだというのだ。

千夏は両親の期待に沿いたいと想い、結婚式を拒み、妊娠を隠していた。紀子は娘を想い、病気や入院のことを隠して、娘が幸せになる姿を見届けたかったのだ…。

純平と話をする機会があった千春は、そのことを話す。すると純平は「誰かのことを幸せにしたいと思うのは、それだけですてきなことだと思います」と言う。その言葉を聞いた千春は、紀子と千夏と話をして、千夏に結婚式をするよう諭す。

こうして千夏は結婚式を行い、両親に祝福される。それは本当に幸せを絵に描いたような結婚式だった。

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