嵐がとうとう｢紅白歌合戦｣の司会候補に台頭! 中居クンから世代交代!?

昨年､節目となる第60回を迎えた大晦日特番､NHK『紅白歌合戦』｡
『紅白歌合戦』は毎年､その年ブレイクしたアーティストが出演するのか､あるいは出演経験の無い大物アーティストが登場するのか､など出演枠を巡って話題になることが多いが､それに匹敵する注目度を誇るのが､誰が紅組･白組の司会を務めるかという司会者争い｡

2008年･2009年と続けて､白組は中居正広､紅組は仲間由紀恵が務めてきたが､今年はとうとう新たなキャスティングがなされるのではないかという｡｢日刊ゲンダイ｣が報じている｡

『紅白歌合戦』は､1970年代まで視聴率70%を超えるモンスター番組だったが､1980年代から序々に視聴率が低迷｡
視聴率は50%代への突入し､1989年から1部･2部と前半後半に分けて視聴率を測定するように移行からは､さらに数字は悪化していた｡

SMAP･中居正広に至っては､1997～98年､2006～09年と計6回に渡り司会を担当｡
大舞台の仕切りも板についてきた感はあるが､何かと"民放化"が進むNHKだけに､『紅白歌合戦』の復権を目指したいのだろう｡そこで白羽の矢が立ったのが､現在最もパッケージが売れるアーティスト･嵐だ｡

｢すでに『嵐』の櫻井翔がピンでとの話もありますが､ピンでは弱すぎるし､櫻井単独でのNHKへの貢献は低い｡しかし昨年の紅白でも特別扱いされた『嵐』なら局内外を説得できます｡一方､福山はNHKの"今年の顔"ともいえる俳優｡来年の大河『江』では同じ事務所の後輩･上野樹里が主演するから､NHKとはパイプが太い｣(マスコミ関係者:日刊ゲンダイ)

しかし､福山雅治は､12月27日～31日まで､パシフィコ横浜で｢福山☆冬の大感謝祭其の十｣と題したLIVEを開催することを発表済み｡
いくら『龍馬伝』でNHKにはお世話になったとはいえ､告知済みのLIVEをキャンセルして司会の仕事を引き受けるとは考えにくい｡

嵐はデビュー10周年を迎えた2009年､同番組に初出場｡
デビュー曲｢A･RA･SHI｣から｢Believe｣の4曲メドレーを披露するという破格の扱いを受けた｡

一方､紅組の司会には､2010年"国民的アイドル"に成長したあのグループの名前も｡
｢紅組は朝ドラの『ゲゲゲの女房』の松下奈緒､『龍馬伝』の広末涼子､まさに世代交代という言葉がピッタリのAKB48の名前があがっている｡広末はヒロインではないから弱く､松下本命が大方の見方で､対抗がAKB48｡｣(同)

AKB48は､グループとしては勿論､派生ユニットであるノースリーブス･渡り廊下走り隊なども同局の『MUSIC JAPAN』に複数回出演していることから､"貢献度"は十分｡
『紅白歌合戦』が失いかけている若者の視聴者層を取り戻すには最適というわけだ｡

とはいえ､歴代の紅組司会者は全て個人｡グループで司会を務めた例は無い｡
仲間由紀恵が､大河ドラマ『功名が辻』への出演をキッカケに司会を4回も担当している経緯を踏まえても､松下奈緒が最有力候補であることに変わりはなさそうだ｡

万が一嵐とAKB48がそれぞれ司会に抜擢された場合には､司会だけでもステージがゴチャゴチャする光景が目に浮かぶが､過激な放送内容で話題の『あさイチ』など今年のNHKはやたらと"攻め"の姿勢が見えるだけに､サプライズを期待しても良さそうだ｡

◆関連ニュース