有田哲平のピン活動はジリ貧! 将来は芸能界で溺死か!?

10月23日より､テレビ東京系深夜バラエティー枠にて､くりぃむしちゅー･有田哲平とネプチューン･堀内健の新番組『アリなし～アリケン★ゴールデンスタジアム』がスタートする｡

同番組は､2010年9月まで2008年4月10日からおよそ2年半続いた『アリケン』を完全リニューアル｡
メインMCの二人はそのままに､バラエティー路線から芸能人及び一般人と真剣にトークする討論バラエティーへと変貌を遂げる｡

記者会見では､有田哲平が
｢(アリケンから)"アリなし"というタイトルに変わっていたので､おそらく健が降りたんだろうなって思いました｣と半ば本音と思える冗談を飛ばすと､堀内健も
｢アリケンで"お下劣"というイメージが付いてしまっていたので､もう本当にテレビ東京出入り禁止かなというところまでいってしまいました｣
とホリケン節を炸裂｡

彼いわく､
｢まじめで世の中のためになるような番組作りを心掛けていく覚悟です｣
と､これまで『アリケン』で晒してきた､大橋未歩アナウンサーらへのセクハラや収集がつかない大ボケは封印する意向を示した｡

視聴率が1%を下回ることもありながら､コアなお笑いファンに支えられ2年半もの間土曜の深夜を楽しませてくれた『アリケン』｡
打ち切りを嘆く視聴者も多く､今回リニューアルという形で番組が継続することは嬉しい報告であろう｡

しかしながら､新番組の内容に関しては､いささか懸念を抱かざるを得ない｡
有田哲平は､2010年10月期よりもう一つ新番組をスタートさせている｡
それが､TBS系深夜放送の『有田とマツコと男と女』｡

有田哲平とマツコ･デラックスという､同じ事務所の先輩後輩がMCを務める同番組は､毎回一般人50名をゲストに迎えて真剣にトークを繰り広げていく内容｡
トークテーマはその場で発表され､スタジオに集まった50名の意見を交えつつ､二人がテーマについて掘り下げていく｡

つまり､新番組を二つ持つことになった有田哲平だが､両番組の内容があまりにも酷似してしまっているのだ｡
彼は､相方･上田晋也が出演中の日本テレビ系『おしゃれイズム』を強い嫉妬心を抱いている｡

コンビとして持っている冠番組はいずれも好調なくりぃむしちゅー｡
だが､ピンでの仕事となると､上田晋也安定した高視聴率を記録する『おしゃれイズム』を筆頭に､フジテレビ系『池上彰のそうなんだニッポン』といった単発番組など､ゴールデン帯の番組も多く任され敏腕な司会裁きを見せている｡

対照的に有田哲平は､早々に打ち切りとなったTBS系『オレたち!クイズMAN』や視聴率に伸び悩んだ『アリケン』など､ピンで出演する番組で大きな成功例が無い｡
2008年からはテレビ東京系『有田&山崎のひきだし太郎』で『おしゃれイズム』に近い番宣番組を任されているものの､こちらも視聴率は2%前後と厳しい数字｡

以前､上田晋也が相方が『おしゃれイズム』から外されていることについて番組スタッフに問いただし､
｢1コーナーを作ってそのコーナーに有田を出してもらえませんか?｣
と頼んだところ､スタッフに苦笑いされ話を流されてしまったというエピソードも存在するほど｡

現在放送中の『しゃべくり007』は勿論､過去放送されていたテレビ朝日系『くりぃむナントカ』､日本テレビ系『くりぃむしちゅーのたりらリラ～ン』など､有田哲平の魅力が光る場面は数多くあった｡
良い意味で好き勝手に振る舞い番組をかき乱してこそ､彼の本領は発揮される｡

その彼がピンになった途端､大勢のパネラーとの討論番組しか任されないというのでは､ギャップがあまりにも大きい｡
両新番組がどこまで続くのか現状では予想しかねるが､このままでは島田紳助が『しゃべくり007』に出演した際の発言"(若手の)波に飲み込まれて溺死する恐れがある"が現実のものとなりかねないだろう｡

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