尾木直樹が若者の子作り活動にエール! 性欲がない新成人に喝!?

尾木直樹が若者の"子作り活動"にエール! 性欲がない新成人に喝!?

フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で"尾木ママ"として人気を集めている尾木直樹教授が､同局系新ドラマ『スクール!!』完成披露試写会に出席し特別講義を実施した｡

教育問題を取り上げた同ドラマにちなんで会見にゲスト出演した尾木直樹は､先日1月10日に成人式が行われたことを踏まえ､新成人の恋愛に関する調査結果を紹介｡

｢10分間で話せなんて人生で初めてよ｡｣
と講義冒頭はいつもの"尾木ママ"口調全開だったが､いざ本題が始まると顔つきも変わり真剣そのもの｡

民間のアンケートによると､20歳を迎えた男女で一回も片想いをした経験が無い人が全体の14%も存在することが明らかとなり､"孤独を感じている15歳"の割合では経済協力開発機構､つまり先進国の中で唯一圧倒的に高い割合を占めているという｡

｢生きる力を持った豊かな人間を作るためには親子関係が重要｡きっちりとしたふれあいをやってほしい｡子供の話をしっかり聴いてあげて｣(引用:asahi.com)

会場に集まった主婦たちに良い家庭を作り上げる事を呼びかける一方､
｢二十歳になって片思いもしたことがない人が14%もいるのよ｡少子化にもなっちゃうわ｡だって性欲がないんだもの｡どんどん彼氏彼女を作る子どもを育てなきゃ｡ウフフ｣(引用:共同通信)

と日本の未来を担う若者達には､どんどん"子作り"に励むよう尾木ママらしい表現方法でアドバンスを発信した｡

『ホンマでっか!?TV』では､真面目な論説を述べたあとは
｢や～だ､ついついアツく語っちゃったわ｣
と自らを謙遜する可愛らしい姿の"尾木ママ"節が大半を占めるが､都立進学校で難関大学に合格させる為生徒の部活動を制限させる動きが広まっている件について

｢学習時間を増やせば合格者が増えると思っているなら､あまりにナンセンス｡(一部略)そもそも部活の時間を削ってまで勉強しないと合格しない人間なら大学側もいらないのでは｣(引用:東京新聞)

と辛辣に批判し､昨今メディアを賑わせている"タイガーマスク運動"に関しては

｢ランドセルをもらった子どもは､大人や社会を信頼するようになる｡すごくいい教育になります｡(贈り主は)タイガーマスクの漫画を読んでいた世代で､定年退職後など､収入的に安定している人｣(引用:スポーツ報知)

と冷静沈着な分析を見せている｡
こちらが本職なので当たり前といえば当たり前なのだが､『ホンマでっか!?TV』での尾木ママのイメージが強い人にとっては､専門的な教育論を展開する彼が物珍しく映るかもしれない｡

尾木直樹は同会見で､
｢このままでは日本が崩壊する｣
とまで発言し､日本人若者のコミュニケーション能力は深刻だと苦言を呈している｡

少子化防止の為にも､尾木ママに習ってどんどん恋愛感情を抱き､交際面で困ったときには心理学者･植木理恵や脳科学者･澤口俊之の発言をヒントにする､『ホンマでっか!?TVで』をフル活用した恋愛体験も悪くはないだろう｡

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