扇風機おばさんの人生の軌跡と整形の詳細情報を大公開!
日本テレビ系『世界仰天ニュース』やフジテレビ系『ザ・ベストハウス123』で取り上げられ多くの人に知られている"扇風機おばさん"ことハン・ヘギョン。

元々ごく普通の顔立ちだった彼女の人生が変わったのは30代の頃。18歳の頃一度韓国でデビューを果たすも鳴かず飛ばずで、歌手になる夢を叶えるため日本に来日。大阪府内に在住した。この時既に顔を整形してモデル風の出で立ちに変貌していたという。

ラブ歌手として活動するも売れずホステスに転身。当時付き合っていた彼氏にプロポーズされるも、彼が寝ている時彼に注射を打ちそうになりそのまま破局。辛さから現実逃避するかのように整形依存症となったハン・ヘギョン。顔が腫れ上がりホステスとして使い物にならなくなった彼女を店側は売春婦扱いに。心身共に憔悴していった。

奇しくも出会ってしまった闇医者の手によって、シリコンを顔に注射し続けられ、さらに食用油まで注入された。整形は100回以上に渡り行われ、元の面影は完全に消滅。顔はパンパンに膨れ上がり、全体が扇風機の羽を彷彿とさせる形状であることから"扇風機おばさん"の呼び名がついた。

日本のみならず彼女の本国・韓国でもニュースで話題となり、何年にも及んで動向が注目されてきた。そして2012年いよいよハン・ヘギョンが日本で本格的な手術を受けると決意。彼女を救うべく立ち上がったのは、昭和大学の専門医師を従えた高須クリニック社長・高須克弥院長らのスペシャルチーム。

韓国ではハン・ヘギョンの存在を知った一般人が手術費用を寄付する現象が起こり、その資金で2004年頃から顔面を再生する治療を受け始めた。異物除去手術を17回施すも、顔から頭皮にかけて大量の異物が残っており顔に注入したシリコンが腫瘍に悪化。目が見えづらい症状も起きていた。

高須医院長は、頭部にある異物を摘出すべきだと提案。韓国でも何度も治療を行い相当な痛みを味わっているだけにトラウマになっているのだが、説得により大手術に踏み切ることに。
なんとか順調に進み、顔はだいぶ小さくなってきた。ハン・ヘギョンには、顔が元通りになったらパン職人になるという夢を持っている。

幻聴を抑える薬を毎日服用し、月1回精神科医に通院する。薬の副作用で仕事中眠くなってしまうほか、未だ街中では"扇風機おばさん"だと指を差される。自分の夢を実現するには、変わっていかなければならないのはハン・ヘギョン自身よく分かっている。
7月には日本に再び来日してさらなる手術を敢行する。20年前の顔を取り戻すまで、ハン・ヘギョンは苦悩と隣り合わせになりながら過去の自分と戦い続けていくだろう。
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